境港自粛中旅行記
世間はコロナで自粛中のくせに、境港まで日帰り旅行に行った。運転手は妹がしてくれて、スポンサーは祖母である。ニートポジションという最高の布陣で旅行を迎えた。
当日。妹は欠席。
運転することになる。高速乗れるかな。ひでぶ。
米子、着。行きがけに葱ラー油と醤油味のくるみゆべしを買った。スポンサーありがとう。小銭すらケチる矮小な私を許してくれ。
境港の魚市場に行く。カニ、イカ、カサゴを買った。発泡スチロールにスローイン。後程スタッフが美味しくいただきました。
海岸線をドライブする。松林、なんかよくわからない林、浅瀬の上にコンクリートの道路が通っていて、それで片方が海で、片方は潮がミズタマリみたいになっててボートが浮かんでいるやつ。
そこしか開いてなかった美保神社前の前の喫茶店でピザトーストを食べた。美味。
美保神社に参る。小説が上手になりますように。
祈るべきこと、大抵は努力すればどうにかなることか、努力してもどうにもならないことが多くて、丁度いい難易度を選ぶとそうなった。
小説は書きかけしかないけどね。増やす予定もない。
海岸線をトロトロ走ってから、島根にちょっとだけ入るくらいまで移動。
足立美術館に行く。足立美術館の庭は綺麗だった。額縁という概念を知った。抹茶が凄く美味。
長寿になると言われる金の釜の抹茶らしい。茶菓子も美味しかった。特別製。
美しいものはとてもよくて、「片方は潮がミズタマリみたいになっててボートが浮かんでいるやつ」の丁度いい名前が出てこない自分が小さく感じる。
帰宅。高速に乗り慣れた頃に旅は終わった。
手元にはくるみゆべしと、葱ラー油がある。
今日は出掛けちゃったけど、そんな感じの距離だった。